2025度
入賞・入選作品
| 応募総数 | 92作品 | ||
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| 審査日 | 2026年2月12日 | ||
| 入賞・入選 |
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講評
今年も咲いた「高橋のしだれザクラ」。逆光で捉え、ややアンダー気味ながらも幹の間から差し込んだ太陽の強烈な光、花の先端の一部や石碑の間からのぞいた雑草がきらりと光り印象的です。悠久な時の流れの中、力強く生きている老木の力強さが迫ってきます。
講評
雪が残る奥裾花自然園の芽吹きの新緑、雪解けを待ちかねたように一斉に白色の苞をのぞかせたミズバショウ群落が爽やかです。手前左に大木をあしらい、木道、ミズバショウ群生地と遠近法で雄大さを表現、点景の行楽客が春の雰囲気を一層盛り立てています。
講評
いい素材を発見しました。主題がある樹木を超ワイド系レンズ(対角魚眼レンズ?)であおり上げ、根本部分から天頂の枝先までデフォルメした弓なりの構図がダイナミックです。背景の右や奥にある残雪、木々の新緑など周辺環境も盛りこめ主題を引き立てています。
講評
朝焼け(夕焼け?)でしょうか、空を染める茜色が水を張った水田に映じファンタジックです。犬を点景に、民家、田畑、山並み、焼ける空など地元に暮らす作者ならではの場面設定です。ワンちゃんが作者と面識がない?のかどうか、やや警戒気味にカメラ目線の表情もユニークです。上部にある電線が気になります。
講評
松巌寺境内のお地蔵さんと紅葉をうまく絡み合わせました。望遠レンズで手前に紅葉の枝葉を配置して「前ぼけ」処理、お地蔵さんが真っ盛りの「秋の彩り」を楽しんでいるようです。紅葉とお地蔵さんの頭巾の赤色もマッチング、効果的です。
講評
戸隠連峰西岳。立ちはだかる岩稜、真っ白な雪、真っ青な空の単純な色調が人を寄せ付けない霊峰の神々しさ、冷たさを表現しています。厳寒のピリッと張り詰めた緊張感をも感じさせ、「写真」ではなく、襖絵のような絵画調な一品となりました。
講評
超ワイドで満開の桜の花、枝に近づき大胆に画面構成、その間から残雪の堂津岳を“のぞく”ような感じにうまくまとめました。ワイド系で近接撮影が可能なスマホならではの作品です。
総評 (審査員長:増田 今雄 氏)
応募点数は92点で前回と比べやや減ったものの応募人数は32点と同じでした。県内では地元鬼無里はじめ長野市や須坂市、千曲市、東御市、県外からは千葉県や山梨県、埼玉県、遠く沖縄県から多彩な作品が寄せられました。プリント応募が前回より7点増と盛り返し、4回目となる作品のデジタルデータ送信による応募はやや減少、インスタグラム応募は倍増しました。
季節別では「春」、「秋」に集中。前回多少多めだった「冬」は減少し、「夏」とともに数点にとどまりました。中でも、鬼無里を代表する奥裾花自然園のミズバショウは見ごろを迎えた5月中旬の林道崩落によって閉ざされたものの、それまでに撮影した作品が数点寄せられ審査員の関心を集めました。
自然豊かな鬼無里ならではのネーチャー作品が圧倒的多数でしたが、「どんど焼き」や「畑デート」など長年提唱してきた地元の人たちの生活ぶりを捉えた作品も増え、お年寄りが談笑する江尻弘さん(長野市吉田)の「いっぷくしねかぇ」が最優秀賞に選ばれました。
風景に加え、人々の暮らし、動植物と素材はたくさん転がっています。「ふるさと鬼無里」ならではのオリジナルな作品作りに挑戦してみてください。
力作、労作をお待ちしております。
講評
山里の畑でご婦人が畑仕事の手を休め、軽トラにはご主人でしょうか、ご近所さんでしょうか男性が2人軽トラの荷台に腰掛け笑顔で談笑。何を話題に話しているのでしょうか、にぎやかな話し声が聞こえてきそうです。少子高齢化、若者が離れた中でも元気に鬼無里を守り抜いている元気さ、たくましさが感じられます。