「2023ふるさと鬼無里発見フォトコンテスト」作品募集中です!
(応募期間は2024年1月31日到着分まで)
皆さまからのご応募をお待ちしています!!
応募について
2023ふるさと鬼無里発見フォトコンテスト作品募集
主催:鬼無里観光振興会
後援:長野市鬼無里支所・信濃毎日新聞社・週刊長野新聞社・長野市民新聞社
締め切り | 2024年1月31日(水)作品到着 |
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応募対象 | 長野市鬼無里の四季の風景、動植物、文化財、伝統芸能、イベントなどを撮影した写真作品。鬼無里の日常のひとこまを切り取った写真作品を募集します。 |
撮影期間 | 2023年2⽉1日〜2024年1⽉31日撮影分 |
作品の要件 |
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審査と発表・展⽰ |
主催者および後援者による審査により、各賞決定。 ■最優秀賞 1名 … 賞金2万円+鬼無里内宿泊施設の宿泊券1万円分、副賞 ■優秀賞 2名 … 賞金1万円、副賞 ■春夏秋冬賞 各季節1名 … 賞金5千円、副賞 ■インスタグラム賞 数名 … 賞金5千円、副賞 審査結果は入選者に通知するほか、信濃毎日新聞、週刊長野、長野市民新聞にて発表予定。2024年3月から1年間、鬼無里支所市民ホールなどで入賞作品展示、鬼無里観光振興会HPに掲載。 |
応募方法 |
プリント作品応募票に必要事項を記入のうえ、写真の裏面に貼付し、郵送または持参。 |
お問い合わせ |
鬼無里観光振興会
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2022年度
入賞・入選作品
応募総数 | 134作品 |
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審査日 | 2023年3月2日 |
入賞・入選 |
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講評
残雪の根元から花と葉が入り交じった桜の木、すぐ隣と背景一帯にはまばゆい新緑の木々。長かった冬からようやく目覚めた春の移ろいの瞬間を捉えています。雪上の影や空のブルー、明るめのプリントなどが軽やかさを表現、その春を独り占めする行楽客の一群が雰囲気を盛り立てています。

講評
春を告げるフクジュソウの群落を前景に、遠くには残雪を抱いた戸隠連峰西岳が遠近感を持って迫ります。主題のフクジュソウが生育する斜面が右上から左下へ斜めに切れ込み、平行線に近い向こうの山並みと交差、画面にリズム感が出ました。

講評
長野市などの市街地では街灯やネオンで確認しにくい天の川ですが、光害の影響が無い鬼無里ならではの作品となりました。高感度、スローシャッターなどカメラワークを駆使、星空の中に流れる天の川を幻想的に捉えました。下に配した田んぼや家並みも人の息吹を感じさせ効果的です。

講評
北アルプスを背に広大に広がる鬼無里の山里。雄大なスペクタクルの中に、うっすらと霧が立ち込め、手前には威厳を誇るように赤く染まった木が3本。両脇に露払い、太刀持ちを従えた横綱の土俵入りのようです。朝一の瞬間と思われますが、さまざまな露出をバランスよくまとめました。

講評
鬼無里に移住して初めて体験する大雪に娘さんが愛犬をモデルに雪だるまを作ったという。雪だるまと対峙した犬がユーモラス。こちらを向き記念写真に納まる娘さんの笑顔から暗くなりがち、こもりがちな冬のイメージを払拭する明るい、爽やかな作品となりました。

講評
■インスタグラム賞は、鬼無里小中学校の生徒の皆さんに選んでいただきました。
「鬼無里にこんなとこあるんだぁ」「モミジの写真、鬼無里っぽいよねぇ」「あー!ここ知ってるー」などなど、子どもたちもいろんな発見をしてくれたようです。
<フォトコンテスト審査委員長:増田今雄氏から>
松巌寺入り口の石垣の上、左右に2本のモミジの紅色が鮮烈で、路上の落ち葉とともに深まる秋を捉えました。奥には建物と青空が垣間見え、石垣に立て掛けられたロードバイクは作者のものでしょうか、ポイントとなりました。鬼無里の素晴らしい秋に出合えた感動が伝わってきます。
総評 (審査員長:増田 今雄氏)
「多くの人たちに鬼無里に来ていただき、山里のよさを存分に楽しんでもらおう」との狙いから始まった写真コンテストも数を重ね20回目となりました。応募も徐々に増え、昨年は過去最多となりましたが、節目という事で今回から賞を衣替えしました。これまでの「入選」を季節ごとに1点を選ぶ「春夏秋冬賞」に、スマホ時代を反映させた「インスタグラム賞」を新設、より多くの人たちに通年、気軽にと期待を込めました。
応募点数は、インスタグラム部門を含む総数134点。昨年の最多に迫る勢いでした。地元鬼無里地区や長野市、千曲市のほか千葉県や愛知県など県外から応募があり、春の芽吹きから秋の紅葉などの風景写真を中心に、田植え、野沢菜の収穫、夏祭り、猿やクロサンショウウオの卵などの動植物写真と多彩な作品が寄せられました。
これまでカラフルで見映えする秋の紅葉作品が多数を占めていましたがやや減少傾向で、暮らしや生き物作品が増え、力作が目立ちました。本命「ミズバショウ」の応募が少なく、秀逸作がなかったのは惜しまれます。
インスタグラム部門は応募総数46点。上記の写真部門に冬季作品が極小だったのに対し、雪の中を犬を連れて散策する児童や、西岳の雪景色、野沢菜に積もった雪など冬季ものをはじめ盆踊りやどんど焼きなど変化に富んだ作品が多数寄せられました。地元の小中学生の投票により1点が選ばれました。
コンテストの内容はリニューアルしましたが、鬼無里の大自然やそこに暮らす人たちの営みは変わりません。年年歳歳同じように移ろい行く被写体ですが、写真表現は奥深く際限がありません。鬼無里に足を運び、触れ、対話し、「自分ならでは」の「ふるさと鬼無里」表現に挑戦してみてください。
力作をお待ちしています。
講評
奥裾花自然園の樹齢を重ねたブナ林。林立した太い幹に左方向から差し込む日の光が立体感を表出、樹間を埋め尽くした紅葉とともに奥山の悠久の時の流れを感じます。やや俯瞰したアングルから落ち葉が積もった散策道に点景人物を配置、ブナの木の大きさを引き立てています。ややアンダー気味なプリントの色調が重厚感を醸し出しています。